第17回
2025/10/31
世界的調査会社Gallupのレポートによれば、2023年時点で世界の従業員のわずか23%しかエンゲージしていないことが明らかになりました。
つまり、残りの77%は「心ここにあらず」な状態です。
(出典:Gallup. State of the Global Workplace 2023)
 
こうした低エンゲージメントは以下のような深刻な課題を引き起こします。
・離職率の上昇
・生産性の低下
・管理職のマネジメント疲弊
・Z世代の早期離脱
多くの企業では、従来型の5段階評価サーベイを年1〜2回実施していますが、現場からはこんな声が上がります。
 
「選択肢が形骸化していて本音が出せない」
「回答してもフィードバックがないので意味がない」
「自分の言葉で伝えたいのに、設問が一律すぎる」
 
つまり、「社員の声」が定量的な数字に押し込められ、本質が見えないのです。
生成AI × エンゲージメント
「生成AIワークバリュースコア分析」は、定量評価に加えて、自然言語によるフリーコメント回答をベースに、ChatGPTベースのAIが意味理解・感情分析を行うサーベイです。
何が分かるのか?
| 分析領域 | 説明 | 
| ①ワークバリュー(価値観) | 何にやりがいを感じて働いているのか? | 
| ②心理的安全性 | チーム内での発言しやすさ・安心感は? | 
| ③自己効力感 | 自分の仕事が成果につながっている実感は? | 
| ➃チーム満足度 | 上司・同僚との関係に満足しているか? | 
| ➄離職リスク指標 | 潜在的な転職意向や不満のシグナル | 
特徴①:定型文ではなく「あなたの言葉」で回答
社員はフリーコメントで回答(設問例:「あなたがやりがいを感じる瞬間は?」「最近、職場で気になっていることは?」)
定量的な数字だけでなく、「言葉の質」から価値観や不安を読み解く
特徴②:AIが「文章の裏側」をスコア化・可視化
感情分析、キーワード抽出、ワークバリュー分類、文脈理解を組み合わせたAIスコアリングエンジン
1人ごとにレポート生成、部門・全社のフィット&ギャップの可視化も可能
特徴③:組織課題に即したインサイトとアドバイス付き
スコアが低い項目に対して、「改善施策のインサイトとアドバイスをAIが生成」が管理画面に表示される
「部門ごとの傾向と対策」がすぐに経営会議資料にも使えるレポーティング機能
「管理職向けフィードバック面談が変わった」
コメントを使った面談前分析で、「どう向き合うか」の質が上がった(製造業・200名)
「Z世代の早期離職が減った」
価値観のミスマッチを入社前後で可視化でき、配属調整ができるようになった(IT業界・500名)
「経営会議で使えるデータになった」
曖昧だった「職場の雰囲気」がスコアと文章で表現され、経営層にも伝わるように(サービス業・120名)
社内の「空気」が数値と文章で浮かび上がる感覚を、ぜひ体験してみてください。
▼トライアルはこちらから
エンゲージメントは「人事のKPI」ではなく、「経営のKPI」へ。
※生成AIワークバリュー・スコア分析は、デフィデ株式会社の登録商標です。