第3回
世界と比較して、なぜ日本の従業員は
「やる気が出ない」のか?
2025/05/30
Gallup社の2025年版グローバルレポートによると、日本の従業員エンゲージメントはわずか7%。これは、調査対象141カ国中でも最下位クラスに位置し、グローバル平均(21%)を大きく下回る結果です。
引用:Gallup社『State of the Global Workplace 2025』16頁より
しかも、日本は仕事に対して「強いネガティブな感情」を抱く割合が高く、「仕事から充実感を得ていない」「職場で感謝されていない」「マネージャーからの支援が足りない」など、心理的な安全性や関係性の質に課題が見られます。
この状態を放置すれば、優秀な人材の流出や生産性の低下、ひいては競争力の喪失へとつながります。
なぜ、従来のエンゲージメント調査では解決できないのか?
多くの企業が年に1回のサーベイを実施していますが、以下のような課題に直面しています。
・質問項目が画一的で実態と乖離
・結果が届くまでに時間がかかり、すぐにアクションできない
・数値結果だけで、背景にある「本音」が見えない
・従業員にとっても「義務的」で意味を感じにくい
いま必要なのは、「誰のための調査か」を再定義し、従業員と対話し、関係性を深めるサーベイ体験です。
解決策:生成AIが“従業員に寄り添う”エンゲージメント分析
生成AIワークバリュースコア分析とは?
デフィデ株式会社が開発した生成AIクラウドサービスは、従来型の調査とは一線を画します。
特徴1:生成AIが従業員ごとに“最適な質問”を設計
企業の業種・部門・職務・年代などの属性に応じて、AIが質問を自動生成。個別性の高い「パーソナライズド・サーベイ」を実現します。
特徴2:対話形式でポジティブなフィードバック
AIは心理カウンセラーのように寄り添い、ポジティブな表現でフィードバック。従業員のモチベーション向上にもつながります。
特徴3:定量+定性+メタ情報を同時に分析
単なるスコアではなく、回答パターン・感情トーン・所要時間など、深い洞察を可視化します。
経営層と人事が得られるメリット
・全社・部門・職務・個人別のエンゲージメントスコア
・離職リスクや関係性リスクの早期発見
・組織風土の傾向(信頼・共感・自己裁量・貢献感など)
・打ち手に直結するレコメンデーション
今こそ「組織の心拍数」を測るときです。
世界と比べた日本のエンゲージメントの“弱さ”は、明らかな事実です。
しかし、それは裏を返せば「変革の余地が大きい」ということでもあります。
生成AIワークバリュースコア分析で、従業員と対話し、組織の“心”を可視化する第一歩を踏み出しましょう。
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